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新人獲得

東間勇気(浜松大)選手の獲得が発表されました。

前々から噂は出ており、管理人の方でも色々と調べてみましたが、あまり情報がありません。
分かっている情報とすると
・184cm、74kgの大型CDF
・最近までCFWとしてプレーしていた
こんな誰でも調べられそうな情報しかありません。

以下リンクから顔写真は見れますよ。
東海大学サッカーリーグ - 浜松大学
『KEY-PLAYERS』にも入っていますね。

実際のプレーを見たことないですし、情報も特にない、最近DFに転向した選手ということもあり、即戦力としてはあまり期待出来ないかもしれませんが、成長に期待したいと思います。

羽地・・・去る

今朝の山梨日日新聞で羽地選手の徳島ヴォルティスへの完全移籍が報道されました。

羽地といえば、身長はもちろんですが、意外と足下が上手く、左利きでスルスルっと相手を交わすドリブルに注目していたのですが・・・。残念ながら甲府ではチームスタイルと起用方法により、自分のプレーをほとんど出来ませんでしたね。

今は中途半端に守備をする意識が付いてしまい、前目でプレー出来ず、ポストプレイヤーにもカウンター要員にもなれず・・・。

古巣徳島への復帰ですが、もう一度徳島サポーターから信頼されるようなプレーをして欲しいと思います。(甲府戦以外で活躍してくださいね。)

暫く振りの更新

みなさん、お久しぶりです。
7月以降更新をサボってしまったビット@管理人です。
更新をサボっている間は色々あったような、なかったような感じなので、振り返ってみようと思います。

まずは、ヴァンフォーレについて。
残念ながら、今年は一度も昇格争いに関わることが出来ず、非常に不本意な一年だったと思います。自分達がJ1から降格してきての一年目ということもあり、今年は昇格するのにチャンスの年だったのに・・・。
振り返ってみて言えることは、一年を通してメンバーを固定できなかったことがこの結果に繋がっていたのではないでしょうか?また、各選手の役割も非常に中途半端だったと思います。FWが守備に専念したり、DFがMFの選手だったりと・・・。選手各々には特徴があり、『その特徴に合わせてチームを組む』というよりは『チームに選手を当てはめていく』という起用が多くありました。そうなってしまったのは、累積や怪我により出場できない、期待していた選手が結果を出せない、という理由があったのかもしれませんが、そういった負の要素を考慮してチームを作って行くのが監督を始めとしたチームスタッフの役割。そういった意味ではチームスタッフに大きな責任があると管理人は思います。
先日、来季も安間監督が続投するというプレスリリースがありました。これ自体はヴァンフォーレ甲府にとってベストだと管理人は今でも思います。しかし、『監督が良ければチームが強くなる訳ではない』ということが今年一年で分かったでしょう。来期はチームスタッフの入れ替えを積極的に行う必要があると思います。特にコーチ陣は、今年一年怪我や病気で一年を通して仕事が出来なかったことに対して責任を取る必要があると思います。
そして安間監督も。監督とコーチは違うことを理解して欲しい。監督は自らがやりたいサッカーをゴリ押ししてやり通す強さが必要。基本的には強気な姿勢が大切で、時には選手とガチガチ火花を散らして戦うことだって必要。そしてコーチの役割は、監督と選手のメンタルや技術的・戦術的な溝を埋めることが役割。コーチとしては優秀でも、監督して結果が出せない以上、優秀な監督とはとても言えない。来季は優秀な監督に飛躍できるよう頑張って欲しいと思います。

さて、管理人はと言うと、以前某サッカースポーツ少年団のコーチをしていると言いましたが、それに付随してC級コーチの資格を取っちゃいましたぁ~!!!
実は県外に出張することが多くて、出張中に時間があったので他県でC級コーチの資格を取ったんです。この資格を取るには定められた数十時間の講義と数十時間の実技を経た上で、筆記・実技試験を突破する必要があります。
内容はと言うと、講義はまあ大したことないのですが、実技は高校の部活並でした・・・(かなり走りましたよ)。若い人からそれなりに年を召されている方までいて(中には『元Jリーガー!』なんて人もいたのですが)、まあみんな本気でサッカーをやる訳ですから、常に全力です。おかげで体力が相当つきましたよ。。。
筆記試験は見事100点!実技も一発合格(実技は結構落とされてましたね)ということでC級コーチに無事なれました。この資格を取得する上で非常に多くのことを学ばせてもらいました。資格を取ったということだけに満足せず、得たものを子供達に倍にして教えていこうと思います。


ということで、今年はあまりヴァンフォーレの試合を見てなかったんです。
来年は・・・。

では、また。

新伯剌西爾人選手

ヴァンフォーレ新伯剌西爾人のサーレス、マラニョンがデビュー!


マラニョンは意外にもヘディングで来日初ゴールを早速披露!

正直良い選手が入ったね。

運動量、スピード、跳躍、ドリブル。

これら全てにおいて高いレベルだと思う。

あとは甲府のやり方に固執せず、自分の特徴をどんどん出して欲しい。


サーレスは、悪くないという印象。

ポスト役としてのトラップ技術はまだまだ課題だけど、ハイボールの落下地点への入り込み方がGOOD!

ボール見ずに、相手DF目掛けて突進。

そしてまず体を当てて、相手が入りたいポジションを奪い取る。

後ろからのボールを見ながら後ろ向きで動くと、どうしても前を向いているDFの方が強い。

でも、サーレスは自分がボールを見ずに、ボールを見ている相手DFに突っ込んでいるから、ボールを見ている相手DFはよろけて落下地点を奪われていた。

あとはトラップの技術が上がれば、良いポストプレイヤーになるね。

意外にも自分で仕掛けるプレーも見れて、来年は化けるかもしれないね。



甲府の伯剌西爾人が活躍すればする程、2人にマークが集中するから、他の日本人選手がやり易くなる。

今までそういう役の選手がいなかったから、これからは日本人選手が活躍するんじゃないかな?

それがチームであり、勝つための方法だと思う、今日この頃。


次の試合が楽しみだね。


よ~く見てみよう

久々の更新です。


結果が出ないだけでなく、前節では内容的にも何も出来なかった。クローズとかオープンとかハードワークとかメンタルとか、そんなのが原因じゃないと思う。これは管理人が思うに、『基礎』の欠落ではないか?


簡単に『基礎』と言っても、この言葉には様々な意味合いが含まれている。


まずはサッカーの基本とも言えるトラップ。
アマチュア選手から見て、プロ選手のトラップは非常に上手いと感じる。どんなに強く・早いボールでもしっかりとトラップするのだから、それは流石と言えるだろう。しかしJリーグでもJ1に所属する選手とJ2に所属する選手とでは、プロ選手と言えでもこのトラップ能力に大きな差がある。
たかがトラップと思われるかもしれないが、トラップから次のプレーに移るスピードはサッカー選手にとっては非常に大切なことなのである。甲府の選手はクローズと呼ばれる戦術からショートパスを受けることは得意だと思うが、やや浮いたボールやロングボールをトラップする能力が低い。このトラップ能力が低いことで、トラップした際にボールが大きく離れ、相手に奪われることが多くなっている。そしてトラップしてから次のプレーに移るスピードが遅くなり、遅攻となってしまう場面も多く見られる。


次はパス。
甲府=パスサッカーと言われる程、パスに関してはそれなりに得意と感じるが、実際はどうだろうか?
試合などで簡単にパスを奪われる場面を多々見ており、正直パスが上手いというわけではないと感じる。甲府の選手はパスを受ける動きが上手いのであって、パスが上手いわけではない(今となっては、そのパスを受ける動き自体もダメダメになっているが・・・)。パス一つひとつを見てみると、相手の欲しいポイントにパスを出せなかったり、距離に合わない強さでパスをしたり、バウンドしたパスを出したりと、結構いい加減なパスが多いように感じる。
またロングボールは本当に精度が悪い。足元へのロングボールがほとんど蹴れなかったり、前に走らせるべきなのに後ろに戻らざるを得ないパスを出したりと・・・結構酷い。
クロスなんか見れば一目瞭然。両サイドからのクロスはただ適当に蹴っているようにしか見えない。
一つひとつのパスにおいてちょっとしたミスが次の攻撃を遅らせる要因となっており、結果的には得点力不足に通じるものだろう。



さて、そんな基礎のことを言っても仕方ないので、別の要因を考えてみる。


1.クリアー
甲府がJ1に行けた最大の要因は大木前監督であったりバレーの存在なのかもしれないが、影の要因としては小倉の加入にあると管理人は感じる。小倉が加入した当初の甲府のDF陣は、ボールを奪うと直ぐにクリアやロングパスをしてしまっていた。しかし小倉の『せっかく奪ったボールなんだから大切に繋ごう!』という一声で、ボールを奪った際にしっかりと味方に繋げれるように変わった。そこから甲府の躍進が始まり、その3年後にはJ1へとステージを移動していたのだ。
今の甲府を見てみよう。
クローズから多少解放(言い方が悪い?)され、DF陣はボールを奪ったらクリアーで逃げるのみ。そのボールを直ぐに拾われ、また次の攻撃(相手のカウンター)を喰らう。この繰り返しのように感じる。
何の為に今までクローズを続けてきたのか?相手のプレスをパスで交わし、簡単に相手にボールを渡さないことが目的ではなかったのか?
今となっては簡単にクリアーし、簡単に相手にボールを奪われている・・・。

せっかく頑張って相手から奪ったボール。もっと大切に扱って欲しい。


2.ベテラン
今の甲府は20代後半~の選手が多数在籍している。しかし彼らを『ベテラン』という言葉で表すことが出来るのだろうか?
今まで甲府に貢献してくれた選手と言えば・・・

・仲田:チームキャプテンとしてチームをまとめ、他の選手の兄貴分になるなど精神的支柱

・小倉:甲府初の『元日本代表』であり、その明るさと技術の高さは他の選手の見本そのものだった

・倉貫:ゲームキャプテンとして試合中に他の選手を叱咤激励する等、気持ちの強いキャプテンシー溢れる選手

・外池:サポーターから言わせれば『これぞプロ選手!』と言える選手であり、甲府の選手とサポーターを引寄せた

彼らの甲府での貢献は本当に大きかった。彼らの内、1人でも欠いていたら甲府のJ1昇格はなかったと言っても過言ではないだろう。
果たして今いる『ベテラン』と言われる選手がどれだけチームに貢献しているのだろう?正直、今いる『ベテラン』選手は、今までその役割を担っていた選手に甘えていただけに過ぎない。いざ自分がその域に達するも、何も出来ない。自分たちが上になり、監督を含め、自分たちがやり易い環境を作っているのか?
本来はチームをまとめるべくベテラン選手の体たらくさ。これが甲府を不調にさせる最大の要因ではないかと感じる。


これだけは言える。
上の人間が頼りない時、下の人間は育つ。
しかし出始めた若い芽を、上から踏み潰すようなベテランがいるのであれば、そのベテラン選手がいくら活躍していたとしても排除しなければならない。
それがプロスポーツクラブのやり方であり、長い目で見たときの発展の要因である。



明日の福岡戦。
・トラップ
・パス
・クリアー
・ベテラン選手(特にミスした後とかね。。。)
この4つに注目しながら見てみると面白いかもしれない。