金信泳の獲得報道 | 勝利 -Blog-

金信泳の獲得報道

さて、色々と公式発表されたり、報道されたりしましたね。


まずは、アジア枠。
C大阪から鳥栖に期限付き移籍(条件付き)しているFW金信泳の獲得報道について。
実は金信泳のプレーはあまり見たことがありません。甲府と対戦した際のプレーを思い出してみると、攻撃(特に突破)に対する姿勢は強いが、決定力は高くないという印象。しかし得点数こそ多くはありませんが、フィジカルを活かしたポストプレーでアシストを量産しそうな雰囲気は感じます。
甲府としては、来季の就身が未定となっているサーレスに変わる選手として金信泳の獲得に動いているのでしょうが、C大阪としても来季は是が非にも昇格を目指す戦いをする必要があり、このオフでも有能な外国人選手を早々に獲得、横浜FMより乾を完全移籍で獲得、日本代表でもある香川に3年1億円を提示する等の積極的な動きを見せています。そしてC大阪は未だアジア枠の選手を補強しておらず、その目星として既に金信泳を考慮していた場合は、鳥栖から金信泳を戻し、もちろん甲府に移籍させるはずがありません。また、もし金信泳を甲府に移籍させたとしても、鳥栖と同様に『C大阪戦には出場させない』という条件を付けてくるものと思われます。
甲府が金信泳を獲得するメリットは幾つかあります。ひとつは、Jリーグに慣れているということ。そしてもうひとつは言葉の壁が薄い(で日本語を勉強しているそうです)ということ。この2点に関しては外国籍選手を獲得する際に非常に重要。甲府にとっても来季は勝負の年。その気持ちがこの補強で伝わってきますね。